前集081-100 前集088 逆境の中で得られる「心」こそ真の「心」 起 原文 静中静非真静動處静得来 纔是性天之真境樂處樂非真樂苦中樂得来 纔見心體之真機 静中の静は真の静にあらず動処に静を得来たって、わずかに是れ性天の真境なり楽処の楽は真の楽にあらず苦中に楽を得来たって、わずかに心體の真機を見る 静得来、... 2021.05.10 前集081-100
前集061-080 前集067 「善を誇る者」よりは「悪を恥じる者」の方が道は開ける 起 原文 為悪而畏人知 悪中猶有善路為善而急人知 善處即是悪根 悪を為して人の知るを畏るは、悪中なお善路有り善を為して人の知るを急ぐは、善処すなわち是れ悪根なり 承 意訳 悪いことをして人にそれを知られるのを畏れる者は、悪いことを知られたく... 2021.03.26 前集061-080
前集061-080 前集064 名誉欲・野心が根源では、清貧の実践も、偉大な事業も全て無駄 起 原文 名根未抜者 縦輕千乗甘一瓢 総堕塵情客氣未融者 雖澤四海利萬世 終為剰技 名根未だ抜けざる者は、たとえ千乗を軽んじ一瓢に甘んずるも、総て塵情に堕つ客気未だ融けざる者は、四海を澤し萬世を利すといえども、終に剰技と為る 名根、名利を重... 2021.03.24 前集061-080
前集061-080 前集062 一流の者は安定した心を持ち、二流者は周囲からの承認欲求を持つ 起 原文 真亷無亷名立名者正所以為貧大巧無巧術用術者乃所以為拙 真廉は廉名無し、名を立つる者は、正に貧と為す所以なり大功は功術無し、術を用いる者は、乃ち拙と為す所以なり 真廉、正に清廉潔白な者;大功、偉大な巧者 承 意訳 真に清廉潔白な者は... 2021.03.21 前集061-080
前集001-020 前集009 一人静かな環境で、自分を振り返る時間を作る 起 原文 夜深人静 獨坐觀心 始覺妄窮而真獨露毎於此中 得大機趣既覺真現而妄難逃 又於此中 得大慚忸 夜深く人静かなるとき、独り坐して心を観れば、始めて妄窮まりて真独り露はるるを覚えるつねにこの中に於て、大機趣を得ん既に真現じて而して妄の... 2021.02.11 前集001-020