起 原文
天地有萬古 此身不再得
人生只百年 此日最易過
幸生其間者 不可不知有生之樂
亦不可不懐虗生之憂
天地に万古あれども、この身は再び得られず
人生は只だ百年、この日最も過ぎ易し
幸いにこの間に生まるる者は、有生の楽しみを知らざるべからず
また虚生の憂いを懐かざるべからず
万古、永世;虚生、一生を虚しく過ごすこと
承 意訳
天地は永遠に続くかもしれませんが、人の人生は一度きりです
人生は長くても百年で、それもすぐに過ぎ去ってしまいます
幸いにしてこの世に生を受けた者は、有限の人生を楽しまないといけません
また虚しく一生が終わってしまうのではないかと危惧する心を持つべきです
転 別視点
とても分かりやすい内容です。人生一度きりなので、楽しく、意味のある生涯にしましょうと言っています。
数年前にフローランテ宮崎で開催された「みやざき産業祭」に行った際に、ハーレーダビッドソンの試乗体験がありました。尋常ではない豪華さを誇るハーレーダビッドソンを見ていると、「人生一回切り、楽しまないと!!」と声をかけられました。もともと購入する気は全くありませんでしたが、少しだけ心が動きました。
結 まとめ
人生は長いようで、短く、有限です。それを自覚しながら、一瞬一瞬を大切に過ごしたいです。