後集126 おいしい話の裏には・・・

後集121-134

起 原文

非分之福 無故之獲 非造物之釣餌 即人世之機妌
此処着眼不髙 鮮不堕彼術中矣

分に非ざるの福、故無きの獲は、造物の釣餌に非ざれば、即ち人世の機妌なり
此の処眼を着くること高からざれば、彼の術中に堕ちざること鮮し

釣餌(ちょうじ)、釣りのエサ;機妌(きせい)、落とし穴;

承 意訳

分に合わない幸福や、理由のないご褒美は、神様が人を釣るためのエサでなければ、人間が仕組んだ罠です

このような際には、少し高いところから見定めるようにしないと、その罠にかかってしまうことが少なくない

転 別視点

おいしい話には裏がある

現在も、昔も、日本も、中国も、他人をだますには美味しい話をエサにして惑わすことが定石ですね

結 まとめ

おいしい話は、罠かもしれないという心構えが必要です

Follow me!

PAGE TOP