起 原文
讀易暁窓 丹砂研松間之露
談経午案 寶磬宣竹下之風
易を暁窓に読みて、丹砂を松間の露に研く
経を午案に譚りて、宝磬を竹下の風に宣ぶ
暁窓(ようそう)、静かな朝の窓辺;丹砂(たんさ)、朱墨;午案(ごあん)、午後;宝磬(ほうけい)、石で作った鳴り物、宝のような位置づけ(日本では、禅宗の寺などにあった)
承 意訳
夜明けの窓辺にて易を読み、松の露で朱墨を研いでコメントを書く
午後には経文を論じながら、宝磬を鳴らして竹下の風に和ませる
転 別視点
朝は、寸暇を惜しんで食事、身支度、通勤
午後は、会議の資料作りなどの雑務に追われる日々
現代人の多くは、こんなアクセクした日々を過ごしていると思われます
この段落を書いている日は休日ですが、夜明けに「菜根譚」を読み、午後は楽器演奏に取り組もうかと考えています
良い日になりそうです!
結 まとめ
穏やかで、風流な時間を楽しむ時間を作り、心の健康を保ちたいですね。