起 原文
趨炎附勢之禍 甚惨亦甚速
棲恬守逸之味 最淡亦最長
炎に趨り、勢いに附くの禍いは、甚だ惨にして、亦甚だ速やかなり
恬に棲み、逸を守るの味は、最も淡にして、亦最も長し
恬(てん)、気にかけないで平然としているさま;逸(いつ)、気楽に楽しむ
承 意訳
勢いのある人に従い、権力に諂う者は、極めて悲惨で、落ちるときは急激です
平静をモットーに、気楽さを楽しむことの趣きは、淡泊で長続きします
転 別視点
贅沢や権力に執着すると、人生疲れてしまい無駄は気苦労ばかりします。力尽きると周囲からの恨み・妬みもあり、あっという間に地獄の沙汰です
気楽に人生を楽しむと、これは以外と長続きするので、長い時間楽しむことができます。自分はこの心境が理解できないので、まだまだ未熟ということなのでしょう。
結 まとめ
豪奢にはこだわると、結局はストレスな時間が増える。気楽に人生を楽しもう!