起 原文
忙処不乱性 須閒処心神養得清
死時不動心 須生時事物看得破
忙処に性を乱さざらんとせば、須く閒処に心神を養い得て清かるべし
死時に心を動かさざらんとせば、須く生時に事物を看得て破るべし
心神、精神
承 意訳
忙しいときに慌てないようにするには、時間のあるときに精神を鍛えておくようにする
死に際に動揺しないようにするには、日頃から死生の理を悟っておくようにする
転 別視点
どんな窮地になったとしても、そのための心の準備をしておくと平常心を保つことができます
常に本質を見極めるような姿勢が大切です
結 まとめ
時間のある日頃から物事の本質を見極めるように生きると慌てることはない