前集225 心静かに、外部からの騒音を断ち、自分の本体を見つめる時間を持つ

前集221-225
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起 原文

風恬浪静中 見人生之真境
味淡聲希處 識心體之本然

風恬らかに浪静かなる中、人生の真境を見る
味淡く声希なる処に、心体の本然を識る

承 意訳

心の中の風は安らかに、心の波も静かなるときに、人生の真の趣きが見えてきます

淡泊な味で味覚からの刺激を抑え、騒々しさのない場所で、初めて心と身体の本来のあるべき姿を理解することができます

転 別視点

充実した人生を過ごすには、時々自分をしっかりと振り返る必要があります

自分を見つめるためには、心の中を静かに穏やかな状態を保ち、そして外からの刺激は最小限にして、自分を見つめます

そうすることによって、初めて自分の本体が理解できます

結 まとめ

時々で良いので、心静かに、外部からの騒音を断ち、自分の本体を見つめる時間を持つ

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