起 原文
不可乗喜而輕諾
不可因酔而生嗔
不可乗快而多事
不可因倦而鮮終
喜びに乗じて諾を軽くすべからず
酔に因りて嗔を生ずべからず
快に乗じて事を多くすべからず
倦に因りて終りを鮮うすべからず
嗔(いかり)、怒り・腹立ち;鮮(すくな)い、少ない、数量や程度が小である
承 意訳
喜んでいるときに、気軽に承諾するものではありません
酔っぱらっているときに、怒ることはいけません
心地よいときにいろいろと手を広げてはいけません
退屈になったという理由で、仕事を完結させることが減ってはいけません
転 別視点
感情的に起伏があるとき、情緒な不安定なときに、大切な決断をすると誤る可能性が高くなります。重要な決断は理性的なときに行うようにしましょう。
上記の4つのパターンは、自分でもときどきやってしまいそうな内容です。特に私は「嬉しい時になんでもOK」と引き受けてしまいがちになります。あとで後悔することが多いです。
結 まとめ
重大な事項に関しては、感情よりも理性が勝っているときに決断する。