起 原文
毋憂払意 毋喜快心
毋恃久安 毋憚初難
払意を憂うこと毋れ、快心を喜ぶこと毋れ
久安を恃むこと毋れ、初難を憚ること毋れ
払意(ふつい)、無関心、うまく行かないこと;憚(はばか)る、気持ちが離れる
承 意訳
うまく行かなくても落ち込む必要はない、うまく行っても喜んではいけない
安泰を当てにしてはいけません、初めての難関を恐れてはいけない
転 別視点
うまく行っても行かなくても、それは目の前のことであって、長い人生には成功も失敗もあります。一喜一憂するのは時間の無駄です
いつまでの安泰を油断してはいけないし、難関に対して尻込みして挑戦する姿勢をなくしては人生の意味がありません
結 まとめ
眼前のことに一喜一憂しない、長い人生には挑戦あるのみ、という激励です。