起 原文
念頭寛厚的 如春風煦育
萬物遭之而生
念頭忌刻的 如朔雪陰凝
萬物遭之而死
念頭寛厚なるは、春風の煦育の如し
万物は之に遭うて生ず
念頭忌刻なるは、朔雪の陰凝の如し
万物は之に遭うて死す
忌刻(きこく)、他人の才能を妬み、ひどい扱いをすること;朔雪(さくせつ)、中国の北方の辺土の雪;陰凝(いんぎょう)、陰気に凝り固まる
承 意訳
心が広く、人情に厚い人に接すれば、春風が吹き草木が育つように、万物は生き生きとしてきます
妬みや僻みが強い人に接すれば、辺土の雪が凝り固まるように、万物は死んでしまったようになります
転 別視点
人情に厚く、前向きの人をお話すると、自分も前向きにポジティブな気持ちになります。
逆に、他人を非難したり、僻み根性の強い人とお話をすると、自分もネガティブな気持ちになります。
心の広さと温かさを大切にしたいです。
結 まとめ
クリエイティブで、幸せな人生を歩むには、心の広さと温かさが大切です。