後集116 あるがままの本質を見つめて、ストレスレスな時の過ごし方をする

後集101-120

起 原文

就一身了一身者 方能以萬物付萬物
還天下於天下者 方能出世間於世間

一身に就いて一身を了する者、方めて能く万物を以って万物に付す
天下を天下に還す者、方めて能く世間を世間に出す

了する、悟る

承 意訳

我が身一身を悟り了した人であって、初めて万物をあるがままに見守ることができます

天下を本来あるべき姿にもどした者にして、初めて俗世間を超越した世間にすることができます

転 別視点

上記意訳のままでは、ちょっとニュアンスがわかりにくです
もう少し砕いて解釈すると

自分自身のあるがままを見つめる視線を持ち得たら、世界をあるがままに見つめることができる

私利私欲を捨てて、天下を万民のための天下にすることができる人は、本質の世界に住むことができる

結 まとめ

あるがままの本質を見つめることができれば、俗世間を超えたストレスのない世界で時を過ごすことができます。

Follow me!

PAGE TOP