後集033 一喜一憂せずに、おおらかに生きる

後集021-040

起 原文

孤雲出岫 去留一無所係
朗鏡懸空 静躁両不相干

孤雲、岫を出ずるも、去留は一も係る所なし
朗鏡、空に懸るも、静躁は両つながら相干さず

岫(しゅう)、山の洞穴;去留、行くか滞在するか;朗鏡(ろうきょう)、曇りのない鏡、明るい月

承 意訳

山の洞穴からでてきた一つの雲は、空に出た瞬間から自由

明るい月が空にでていると、静寂は喧騒は全く関係なく地球を照らす

転 別視点

人間は、地球における大自然の一つに過ぎない

ならば、人間関係の雑多なしがらみにこだわるのはやめて、自然の摂理の中に自分を置いてみるのはいかがでしょうか

結 まとめ

大自然の中で、一喜一憂しないおおらかな生き方がしたいですね

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