起 原文
一念慈祥 可以醞醸両間和氣
寸心潔白 可以昭垂百代清芬
一念の慈祥、以て両間の和気を醞醸すべし
寸心の潔白、以て百代の清芬を昭垂すべし
慈祥(じしょう)、一片の慈悲の心;両間、天地の間;醞醸(うんじょう)、醸し出す;清芬(せいふん)、清く芳しい;昭垂(しょうすい)、語り継がれる
承 意訳
一片の慈悲の心は、天と地の間の全てにおいて穏やかな気持ちを醸し出します
小さな清廉潔白な心は、その潔白さが故に代々語り継がれます
転 別視点
慈悲の心と清廉潔白な行いは、それが小さくてもこの世の中が成立するのにとても重要で、円滑な人間関係の源です。大切にしたいです。
結 まとめ
慈悲の心は和気を醸し出し、行動の潔白さは代々語り継がれます。